こんにちは、あかしぃです。
先日、こんなツイートをしました。
副業楽しくてやりまくってたらエンジニア業だけで1月の収入65万超えた
エンジニア歴3ヶ月でこれはなかなか凄いのでは…!?と我ながら思ったりも
ただ、これだけ働いてこの数字かぁ…というのはあるし、まずは時間単価を上げていかないとアカンなぁ、とも思う— あかしぃ@Webエンジニア (@akashi__akashi) 2019年2月1日
自分は2018年11月に未経験からエンジニアとして転職し、2019年1月からは別企業のプロジェクトに副業として参加しています。
エンジニア経験2ヶ月で副業案件をゲットできたのは自分でも驚きでしたし、同時に、今の世の中は本当にエンジニア不足なんだな、ということを実感しました。
エンジニア副業に興味がある人も多いと思うので、そのメリットとデメリットを簡単に解説します。そして一番重要なポイントであろう「副業案件の探し方」について、この記事で解説していきます。
目次
ざっと挙げると以下の5つかなと。
それぞれ簡単にですが、解説していきますね。
自分は時給3,000円で今の副業案件に参加しています。これくらいが相場のようで、スキルフルなエンジニアであればさらに高い相場、たとえば時給5,000円以上の案件をゲットできることもあるそう。
もちろん時間あたり3,000円分の価値を提供できないとすぐに切られてしまうと思いますが、自分は今のところは大丈夫そう、かな?
エンジニアという職種の魅力に、リモートワークが可能というものがあります。
実際、副業案件の多くはリモートが前提で、隔週に1回程度、具体的な打ち合わせのために会社に来て欲しいという案件が多かったです。
本業が終わった後、好きな場所で自由に働けるのは自分にとっては非常にありがたいです。週15時間を稼働時間のベースにしていますが、1月はその倍くらい働いていました・・・。
自分はフリーランスとして2年ほど働いていましたが、そのときに実績の重要性というのを思い知りました。最近では、「錯覚資産」とも呼ばれ、バズワードにもなっていますね。
やはり仕事を依頼するほうにとっては、実績がある相手のほうを選びたくなるものです。
エンジニアは、積極的に転職を繰り返して年収を上げていくというのが一般的で、その際に実績の有無、そして内容が重要な要素になることを考えれば、実績を積み上げられるというのは大きなメリットだと思います。
本業ではPHP系(Laravel、CakePHP)とJavascript(jQuery、Vue)をメインに使っていますが、副業ではNode.js(express)、Nuxtを使っています。
また、AWSのアーキテクチャ設計、実装も任せてもらえる予定で、本業とはまた違ったベクトルのスキルを身につけられそうです。時間足りるかな・・・。
なんだかんだ言ってもエンジニアとしての価値はやっぱり技術力が大きなウェイトを占めると思っているので、副業でスキルを高められるのは最大のメリットとも言えます。
自分は副業でAWSの設計担当に手を挙げ、勉強を始めるまではAWSについて無知同然でした。
ALB? Route53? CloudFront???みたいな感じで、職場では公用語レベルで使われている単語も理解できていませんでしたから・・・。
ただ、副業案件のためにAWSについてある程度勉強したところ、本業のほうのインフラ設計についてもあるレベルまでは理解できるようになりました。
もちろん逆に、本業で得た知識、設計を副業のほうに活かすことで、短時間でアウトプットを出せたということも多々あります。
メリットが非常に多いエンジニア副業ですが、当然デメリットもあります。それは、「時間的に拘束されること」です。
たとえば、本業や私事が忙しいタイミングでも、ある程度のアウトプットは出さなければいけません。企業側にとっては、時給換算での報酬とはいえ、全く貢献していないエンジニアと契約する理由はないでしょうから。
ちょっと今日は本業で疲れたな・・・といったときに、さらに副業に取り組むのはなかなか辛いものがあります。
ブログやYoutubeなど、完全に自分の都合でアウトプットできる副業と比べると、この点はやはり大きなデメリットかなと思います。
また、「時給換算」という働き方である以上、時間の切り売りで稼いでいるという事実からは逃れられません。ストック型の収入ではなく、フロー型の収入ですね。
ただ、副業を通してスキルや実績を積み上げられることを考えると、自分の資産を構築しているという側面もあると思います。
さて、一番気になるエンジニア副業案件の探し方ですが、エンジニアの経験年数によって効率的な方法が変わります。具体的には、「経験年数2年」が一つの区切りになるかなと。
その理由は後述するとして、まずは経験2年以上の人の効率的な副業案件の探し方について解説します。
経験2年以上の人は、エンジニア副業案件を取り扱っているエージェントサービスを利用するのが最も効率的だと思います。
プロフィールと、希望する条件を登録しておけば、エージェントがそれにマッチする副業案件を見繕ってくれて、紹介してくれるというシステムです。「コデアル」や「シューマツワーカー」が有名。
自分で案件を探す手間が省けますし、時給も3,000円以上からという案件がほぼ全てを占めるので、副業探しにはとても便利なサービスです。
もちろん、以下で紹介するWantedlyを使って、企業と直接交渉するのもアリだと思います。
残念なことに、エンジニア経験が2年未満の人は、上記の副業エージェントサービスには期待できません。
というのも、コデアルやシューマツワーカーは、基本的にスキル、経験ともに豊富なエンジニア向けのサービスだからです。自分も登録してみましたが、やはり経験不足と判断され、お仕事紹介には至りませんでした。
それでは、どうやって案件を探したかというと、Wantedly(ウォンテッドリー)を使いました。
自分はWantedlyを未経験から転職する際にも使っており、実際に企業の人と会える可能性が高いことを知っていたので、とにかく応募しまくり、面談してくれる企業を探しました。
意外なことに、経験2ヶ月でも会ってくれる企業は多く、面談まで進めたのは応募数のうちだいたい7割くらい。
そしていざ面談に進むと、技術力やコミュニケーション力を非常に高く評価してくれて、ほとんどの企業でぜひ参加してほしい!とお声がけしてもらえました。
面談でどんな質問をされるかについては、以下の記事の内容がとても参考になります。自分の場合も、ほぼこんな感じでした。
iOSエンジニアがフリーランス案件の面談で良く聞かれる質問集をまとめてみた
面談中に盛り上がったのはやはり技術に関する話題だったので、技術が好きな人ならそこまで苦労せず案件をゲットできると思います。
また、技術力そのものよりも、コミュニケーション力や性格のほうが評価点として高いイメージを受けました。「誰と働きたいか」ということを重視している企業がとても多かったです。
面談自体は1回で終わるところがほとんどで、具体的な契約内容についてはメールが主でした。
転職も副業探しもWantedlyにお世話になったので、企業の方には足を向けて寝られませんね。。。
副業案件探しには、「自分の市場価値を知れる」というメリットもあります。
本業で一緒に働いている先輩エンジニアはとても優秀な人が多く、その圧倒的な実力差の前に割と心が折れかけていたのですが、自分を必要としてくれる企業が多いことを知って、ちょっと安心しました。
スタートアップ系の企業はエンジニアが足りていません。そのため、エンジニアとして参画してからは開発に関する裁量権のほぼ全てが与えられ、自由な感じで開発を進めることができています。
そのぶん、責任感も大きいですが、実績積み、スキルアップには申し分ない環境なので、頑張っていきたいところです。
半年〜1年程度の経験があれば、Wantedlyで副業を見つけるのは比較的簡単なはずなので、興味が出た人はさっそく行動してみてはいかがでしょうか。
リモートで、週10時間からでも!という企業もあったので、プライベートと両立させながらの副業も可能だと思いますよ。